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2007/03/06

『セントラル・ステーション』

Central  ヴァルテル・サレス監督の『セントラル・ステーション』(Central do Brasil, 1998)。少年ジョズエが、母親を交通事故で亡くしたため、生き別れの父親を尋ねて、駅の代筆屋ドーラと旅をするお話。哀しげなピアノの音が印象的。ベルリン国際映画祭で金熊賞をとっているらしく、評価は高いようだ。

 まず、人物の顔の表情がおもしろい。主な登場人物であるジョズエとドーラはもちろん、代筆を頼む客、駅の怖いおっさん、田舎のキリスト教徒などなど。みんな表情豊かだ。特に代筆を頼む客たちの表情はカンペキ。にしても、この映画を見ているとこう思う…、

 「あぁ、人間くさい…」と。

 舞台はブラジルなのだが、人間が人間くさいのだ。「人間が人間くさい」と言えば、なんだか当たり前のようなんだけど、なんだか妙に新鮮でもある。人間が良くも悪くも歪んでいないのだ。その素朴さに安心させられたりする。(ストーリーとあまり関係ないけど)

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